COLUMN/お酒コラム
『すき』と『きらい』(25/01/11)
『このお酒、好き』という言葉、よく耳にします
でも『このお酒、嫌い』という言葉、聞いたことがありません
似たようなニュアンスで耳にするのは『このお酒、苦手』
何故でしょう?
自分で選んだお酒、口にしたお酒の主観的な感想の一つのが『好き』、『嫌い』
『嫌い』という言葉を使うと、自分が選んだお酒、自分が飲もうと決めたお酒、
つまり自分の意思を否定することになるという感情が『嫌い』という言葉を使わない理由
自分にとってはポジティブな味わいをイメージしてチョイスしたお酒を否定するのを避けているのです
だから『苦手』、『美味しいとは思えない』、『好きになれない』という表現になるのでしょう
年端もいかない子供は社会性を意識した言葉の使い方はしないですし、
自分の感情を表現する語彙力が少ないので、シンプルに『好き』か『嫌い』と使うでしょうね
お子さんをお持ちの方は、”エッ!”と思うような場面で冷や汗をかいた経験、ありますよね?
自分も一人の親として、子供の小さい時は何度冷や汗を欠いたことか
でも正直、こんなに素直に好き嫌いと言えて羨ましいな~と思ったことも
冷や汗の回数と同じだけありましたね